小児歯科
子供の口腔育成
よく噛むことで、健康な体を作りましょう
食事の際に、現代っ子はあまり噛まない、噛めない傾向がありますが、よくない傾向だと考えます。
よく噛まない食事は口腔周囲の発育不良につながっています。
口腔周囲の発育も健康な体の発育の一部ですので、樋口歯科ではお子さんが受診の際に、子供のお口の発育を考えた指導をしています。
口腔の機能異常全てを治すことは困難ですが、先ずは乳児期幼児期からよく噛むこと、前歯も使って食事するようにしましょう。
お茶碗で食べるだけでなく海苔を巻いたおにぎりで食べる、おやつに固焼きのお煎餅を食べる、等の工夫をおすすめします。
よく噛むだけで不正咬合が自然に治ることは残念ながらほとんど期待できません。
ただし乳歯列期の前歯開咬(上下前歯の間にすき間ができる不正咬合)は
①3歳ごろから指しゃぶりをやめること
②前歯でよく噛む食事をすること
により矯正治療なしで治る可能性があります。