一般歯科
歯周病治療
一生自分の歯で食べるために歯周病を予防しましょう
50歳を超えてからは、歯を失う原因の1位は歯周病です。
高齢になれば誰でも歯がぐらぐらになって歯を失う訳ではありません。
若い時から歯周病予防に取り組むことで、一生ご自分の歯で食べることができます。
また近年歯周病は様々な疾患(糖尿病、潰瘍性大腸炎、認知症など)に影響を与えていることが示唆されています。全身の健康を守る上でも歯周病予防は大切です。
歯周病の主な原因は、歯周ポケットで増殖する歯周病菌です。
そのため歯周病予防(歯周病治療)に最も重要なのは「歯磨き」です。
歯科医院での処置よりも、ご自身でされる歯磨きの方が重要なのです。
そのため、歯周病治療では「歯磨き」指導に力を注ぐことになります。
当院でも歯ブラシの使い方から始めて、次に歯間ブラシ、ワンタフトブラシなどの使い方を説明しております。
完璧に歯磨きをすることは難しいですが、その人に合った歯磨き法を選択し、最も効率よく歯磨きできるようお手伝いしています。
並行して、歯石を除去する初期治療(スケーリング・ルートプレーニング)を行います。
ルートプレーニングは複数回かかります。
また、当院では位相差顕微鏡で歯周病菌の感染の有無を確認いたします。
歯磨きだけで菌叢まで変えるのは時間がかかり非効率的なため、必要であれば抗菌薬も使用してプラークコントロールを行います。
初期治療終了後に再評価し、必要であれば外科治療を行います。
リグロスを用いた保険治療での歯周病の再生治療にも対応しております。
上記治療が終了後は定期的なメンテナンスに移行します。