矯正歯科
小児の顎顔面矯正
健康な一生の礎に
小児には顎顔面矯正を行っています。
歯だけでなく、成長発育を利用して顔面骨格を矯正します。
矯正治療前にはセファロレントゲンを撮影し、骨格について分析、診断を行います。
狭い歯列に対しては上顎拡大と下顎歯列の拡大を行います。
反対咬合(うけ口)の場合は上顎の前方牽引を行います。
上顎前突(出っ歯)の場合は下顎の前方成長促進または上顎の前方成長抑制を行います。
多くのお子さんには上顎の発育不足がみられます。
成長がすすむと上顎拡大は難しくなるため、6歳ごろのスタートをおすすめします。
反対咬合(うけ口)の場合はさらに低年齢での開始が望ましいです。
当院では上顎拡大にHyraxタイプの拡大装置を使用しています。
Hyraxタイプの矯正装置は固定式装置で、歯列だけでなく骨格的に上顎を拡大することができます。
この装置で上顎拡大すると、二次的な効果として骨格的に鼻腔も拡大されます。
さらに上顎が広くなることで舌のポジションに余裕ができます。
米国のスタンフォード大学では、小児の睡眠時無呼吸治療を目的にこの装置が用いられています。
当院でも矯正治療した小児のいびき、無呼吸や口呼吸の改善をよく経験します。
6歳ごろに矯正をスタートすることで、非抜歯矯正が達成できる可能性が高くなります。
ただし低年齢で開始したからといって、全てのケースが非抜歯矯正で治るわけではありません。
必要な場合は抜歯矯正を含めた仕上げ矯正を行います。
成長がほぼ終了した15歳ごろまでのお子さんの場合はMSEによる上顎拡大も対応可です。
治療費(税込)
1期治療(13歳ごろまで)
初回相談料 無料
基本治療費 330,000円
調整費 3,300円(毎回)
2期治療(成長終了後)
追加費用
ブラケット治療仕上げ 275,000円(調整費 5,500円)
インビザライン仕上げ 484,000円(調整費 3,300円)
「歯がはえてこない」等の部分的なトラブルについてもお気軽にご相談ください。