反対咬合(うけ口)の早期治療 その2
 6歳ごろまでの反対咬合(うけ口)の原因は上顎骨の劣成長です。多くの場合、前方への成長が足りないだけでなく、側方への成長も足りません。そのため上顎骨を前方・側方へ拡大する矯正治療が有効です。具体的にはHyraxタイプの矯正装置での上顎骨拡大とフェイスマスクによる前方牽引を行います。
 この治療法により前歯の噛みあわせが治るだけでなく、顔貌も短期間でよくなります。また鼻呼吸を促進するため、後もどりもおこりにくくなります。

治療例
前歯の噛みあわせが浅い反対咬合。一見軽症のようですが、骨格的要因が強く治りにくいタイプです。6歳児。 扁桃腺がはれて、上気道が狭くなっています。呼吸が苦しいため、下顎を前方にもっていっています。
ムーシールドを使用しましたが効果はみられませんでした。
前歯の噛みあわせが浅い人、口呼吸のひどい人にはムーシールドは無効です。
Hyraxタイプの矯正装置で上顎骨を前側方へ拡大し、フェイスマスクで前方牽引しました。
前歯は正常被蓋になりました。噛みあわせも深くなっています。顔貌も改善しました。




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